ファイルが削除できなかったのでバッチファイルで強制削除した話

A man holding his head in front of a PC

ある日、用途が終わったファイルが、なぜか削除できなくなりました。ファイルが開かれているわけでも、アクセス許可がないわけでもありませんが削除不能。強制削除のためにバッチファイルを作成したので、備忘録も兼ねて紹介します。

ファイルが削除できなくなりバッチファイルで強制削除するまで

ファイル削除のために試したものの出来なかったこと

以下諸々試しましたがダメだったので、強制削除するバッチファイルを作成することに。ちなみに冒頭でも書きましたがファイル開きっぱなしというわけでもないです。タスクマネージャも確認しましたが、それらしきファイルが稼働している様子もなく・・・。

  • ゴミ箱に移動
  • 右クリック → 削除クリック
  • [ctrl]+[D]、[delete]等のファイル削除のショートカット
  • 他のフォルダに移動してから削除(そもそも他のフォルダに移動できなかった)

バッチファイルを用いたファイル強制削除

「権限がないために削除できない」、「ファイルが使用中」、「アクセス許可がない」等、通常考えられるであろう解決策では解決しなかったので、該当ファイルをバッチファイルで強制的に削除する試みを行いました。その際の手順を以下に示します。

バッチファイルの作成手順とファイル削除方法

結論から言いますと、テキストエディタを開いて以下のコマンドを記入しバッチファイルとして保存(拡張子を「.bat」にして保存)するだけです。

DEL /F /A /Q \\?\%1
RD /S /Q \\?\%1

これだけ。あとは出来上がったバッチファイルに削除したいファイルをドラッグ&ドロップ。無事削除することができました。ちなみに、どうやらフォルダごと削除することもできるみたいです。

ファイル削除用バッチファイルの注意点

作成したバッチファイルを実行すると、指定したファイルがゴミ箱に入ることなく削除されます。デスクトップなどにこのバッチファイルを放置するのは辞めましょう。うっかり、重要なファイルを移動ついでに削除してしまいかねません(笑)

まとめ

所感としてはバッチファイルって何でもできるのだなぁという印象。あんまりあれこれ悩まずに、PC上での作業が上手くいかなくなったらバッチファイルで何とかするのが一番早いのかもしれないです。クリック以外の動作なら、大抵どうにかなりそう。

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